ベランダでつくる家庭菜園|どこでもグリーン.com HOME > どこでもグリーンの秘密
「どこでもグリーン」は、家庭菜園に必要な土や肥料、防虫ネットなどが一式セットで付属する栽培容器です。ベランダやお庭の空きスペースなどでも本格的な菜園と同じくらい立派な野菜を育てられるよう、さまざまな工夫が凝らされています。
植物は夜育つのです。
昨今の猛暑やゲリラ豪雨等、異常気象では作物の生育が悪いため野菜価格の高騰の原因となっています。
どこでもグリーンは、熱帯夜でも蓄熱せず成長に適した用土の温度に素早く下げる事が出来る画期的な商品です。
また気化熱を奪う為の優れた通気性・透水性、猛暑や乾燥に耐えうる保水・給水能力も兼ね備えているため現代の猛暑に強い味方の商品だと言えます。
植物は光合成で酸素を生み出しますが、その一方で呼吸を行い、酸素を消費してもいます。土の中の酸素濃度が10%以下になると植物は成長が遅くなり、5%になると成長が止まってしまいます。プランターなど、これまでの家庭菜園用のプラスチック容器は空気を通さないため、土の中の酸素濃度が低くなりがちという問題がありました。「どこでもグリーン」はこの問題を解決するため、通気性のよい“呼吸する容器”として開発されたのです。
通気性の秘密は、本体の外周部に採用した「ポリエステル製不織布(ふしょくふ)」。細かい隙間がたくさんある布で、強力な親水加工(水をよく通す加工)を施しているため、水を一瞬にして透過させます。水を透過させたあとは当然空気を通すようになりますから、通気性は抜群。“呼吸する栽培容器”にうってつけの素材なんです。
夏場でも3~4日は水をもたせる「貯水スペース」
「通気性がいい」ということは、裏を返せば「乾きやすい」ということ。しかし「どこでもグリーン」は乾燥対策として、底の部分に軽石を敷き詰めた「貯水スペース」を用意しました。水やりをすると、ある程度の水は外部に透過せずここに溜まります。土が乾きそうになると、「毛細管現象」という自然現象によって貯水スペースから土にじわじわと水が吸い上げられ、適切な湿度を保てるという仕組みです。
育てる野菜、気温や湿度にもよりますが、夏場は毎日水をあげることが好ましいですが、旅行などで家を空ける場合、たっぷり水をあげておいてください。気化熱も取ってくれるので夏場の直射日光の下でも2~3日、あまり日の当らない場所であれば3~4日は水がもちます。もちろんほかの季節であればさらに水が長持ちするので、「1日何回も水をあげないと枯れてしまう」なんてことはありません。そして土と貯水スペースの間には「防根シート」があり、根が貯水スペースに侵入するのを防ぐため、「水のやり過ぎで根腐れを起こしてしまった」というトラブルも起こりません。
また、肥料は水に溶けやすく、一般のプランターでは外に流れ出てしまうものですが、「どこでもグリーン」なら貯水スペースに肥料の溶けた水がたまります。肥料が無駄になりにくく、植物がよく育つうえに経済的です。
以上のような工夫によって、野菜は充分な酸素と水を得られ、のびのびと大きく育てるというわけです。
「どこでもグリーン」専用の培養土には、竹炭が配合されています。竹炭には一般的に言われている有害物質も吸着することだけでなく、非常に細かい管状の穴があいており、この穴が土の品質改善に役立ちます。たとえば水はけの悪い粘土質の土に混ぜると、穴に水を通して水はけをよくしますし、逆に乾燥している土に混ぜた場合は、穴に水を溜めこむことで保湿性を高めます。
そして、竹炭の穴には善玉菌などが住みつき、増殖します。根粒菌は、一般的には大気中に居て、マメ科の植物の根に着生し、チッ素分を供給します。また、“いい土”に育てるのにも役立ちます。そのほか、竹炭から供給されるマグネシウムは、光合成を助け、カリウムは根を丈夫にして植物の成長を促進など、さまざまな効果が期待できるのです。
土の力を回復させる「ソイルパワーリセッター」
作物を一度育てると、土の中にある栄養分や有用な微生物はどうしても少なくなってしまいます。そのため一般的な家庭菜園のプランターでは、収穫のたびに土を入れ替える必要がありました。「どこでもグリーン」は、同じ土をなるべく長く使っておいしい野菜を育てていただけるように、土の力を回復させる有機成分「ソイルパワーリセッター」を同梱しています。
【ソイルパワーリセッターの内容物】
- 土壌を改良させる「リグニン」たっぷりの高度熟成樹皮堆肥
- 山の恵み「善玉土着菌」をもたらす完熟腐葉土
- VS菌(根の周りにすみつき根の健康を保つ菌)をもみ殻に添加し発酵させた特殊堆肥
- ココファイバー(ココヤシの繊維。水や肥料を保ち、土を健康にする)
- 完熟乾燥牛ふん堆肥(豊富な有機栄養分でふかふかな土づくり)
- ケイ酸カルシウム資材(病害虫に強い丈夫な植物に育てる)
上記を混ぜ合わせた主剤のほかにも、土を酸性から中性・弱酸性に調整する「アミノ有機石灰」、有機化成肥料N8P8K8といったさまざまな肥料も同梱。合わせてご利用いただくことで、土の健康を長期間保てます。
一般のプラスチックプランターは1年も使うと紫外線による劣化がみられ、やがてボロボロと崩れてしまいます。一方「どこでもグリーン」の素材は、頑丈な布製で紫外線に強く、耐用年数は6年以上。丁寧に手入れしながら使えば、10年ほどの使用にも耐えられると想定しています。容器・土ともに長期間ご利用いただけますから、コストパフォーマンスは良好です。
少しずつ台数を増やして菜園計画を練っていただければ、かなりの自給率を達成できることでしょう。たとえばキュウリなら、1株で収穫期には毎日4~5本取れて、2人では食べきれないほどです。4人家族でしたら、4~5台をローテーションさせながら使っていただくといいバランスになります。